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小品展2010チャレンジ賞受賞者の石原陽子さんの個展に行きました。

2010年12月に開催した小品展2010でチャレンジ賞※を受賞された石原陽子さん(’06彫刻)の展示が、銀座、ギャラリーQで行っており、取材に行って来ました。

石原さんにお会いし、作品のコンセプトを伺いました。「紙を彫る ― 線として在る石」というタイトルにありますが、二次元の紙の中で三次元を生み出す行為をコンセプトにしているとのことでした。次元の違うところをイメージを行き交わせ、または描くこと、彫る行為から作品のを展開しているように見えました。御影石、大理石などの石にはグラインダーで彫りをいれていくそうです。ドローイングと石の作品の対比ですが、石原さんの中では同一のイメージが展開しているようでした。4月2日(土)まで開催中です。ご高覧ください。

(以上撮影:上田雄三)

※チャレンジ賞は小品展2009より実施を始めました。小品展に出品された40歳未満で1年以内に個展形式の発表を企画された方が応募可能で、個展DMの印刷費・郵送費として5万円を授与する賞です。出品作品を来場者の投票を元に校友会理事会で審査して決定いたします。