平成21年度の「SHIBUCOM」の選定を受け展覧会の企画も多彩で、それに応じた資金の流れも当初積算より超過するなど不手際もあり、今後の九州地区展の運営法に課題をのこすことになる。
企画の目玉として予定をしていた第14代酒井田柿右衛門氏のセミナーなどは氏の健康上の問題で企画変更を余儀なくされたのもマイナス要素であった。しかし、校友会展の主催が支部活動の活性化につながり新たな会員の発掘など、予想を上回る成果をあげたものと確信する。
その他、佐賀支部恒例の支部長宅における11月3日の「唐津くんち」では福岡支部スケッチ旅行同様、支部相互の貴重な交流の場となり忌憚のない意見交換の場として定着している。
平成22年1月24日21年度の支部会において、松尾武彦支部長の留任と、事務局小森喜紹氏の退任が承認され、なお新任事務局には平成11年卒の井上公之氏が就任。新しい体制で新年度にのぞむ。
平成22年6月25日
多摩美術大学校友会
佐賀県支部 松 尾 武 彦
佐賀支部報告書21(excel)