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展覧会 2021.07.05〜2021.07.11
線と余白とその間Vol.2一それぞれの結界
出品者:足立正平(’99 日画)、立尾美寿紀(’99 日画)、佛淵静子(’00 院日)、他
日 程:2021年07月5日(月)〜2021年07月11日(日)
時 間:12:00~19:00(最終日は17:00まで)
場 所紫田悦子画廊
    東京都中央区銀座1-5-1第3太陽ビル2F
問合せ:tel. 03-3563-1660
 
(作家メッセージ)
「線と余白とその間ーそれぞれの結界」Vol.2を開催いたします。今展から新たなメンバーとして直野恵子が参加し、さらにこの企てを深めてくれる事となりました。以下、昨年のVol.lに寄せて下さった田野倉康一氏の一文を添えて。
 
日本画の新鮮な力。その力はイメージの力だと思います。もともと日本画は写実の芸術としてその時間を重ねて来たのではありません。写実はその根底にあってイメージを支えてはいますが、そこに発現するのはむしろイメージの自由にほかなりません。
さて、『線と余白の間』では、その「自由」が清新な可能性として開かれている様をしっかりと見せてくれます。立尾美寿紀さんの作品は、まるで人間存在の隅々まで呈示されているような美と恐怖に戦慄します。写実を超えて、物理的にも精神的にも見えないところまで描き込まれているのがその力の源泉なのでしょう。佛淵静子さんの作品は、その「人間」を描いているわけですが、ここでは、それが単なる肖像を超えて個としての人間(実在である必要はありません)、とりわけその形象としての「個」そのものを描き得ていることで、強い力を持ちます。特に線のドローイングに顕著ですが、もともと人間に輪郭線などない、それゆえにそれを線で描くことはすでに写実を超えているのだ、ということをこころゆくまで楽しみ、そしてその可能性にワクワクしました。足立正平さんの作品では、その「線」が、輪郭線ではなく、像そのものとして出現しています。それは文字を書いた小品を隣に置くことでもより鮮明に感受することができます。
3人の作品に共通し、また、ある意味で「日本画」に具わる権能でもあるのは「物語」の換起力ではないでしょうか。イメージの力はまた、物語の力でもあります。ただ、絵が物語に従属するのではありません。絵と物語はパラレルであり、そこに喚起される物語は作家が意図した物語に作家も観客も束縛されません。そのような物語そのものの自由こそが日本画の自由のひとつの在りかたを示すのではないでしょうか。「線と余白」とは、言葉と言葉ではないものの謂いにほかなりません。
田野倉康一(詩人)
 
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